力学系的手法によるキラル液晶の構造の研究

2020 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 18K03416
• Research Institution: Yamaguchi University
• Principal Investigator: 西山 高弘 山口大学, 大学院創成科学研究科, 准教授 (60333241)
• Project Period (FY): 2018-04-01 – 2022-03-31
• Keywords: 力学系 / キラル液晶 / ブルー相 / ベルトラミ流 / 不変トーラス / 磁気群

Outline of Annual Research Achievements

本研究課題の最終年度(当初の予定)だった令和２年度，コロナ禍によるオンライン授業の準備など教育業務が膨大なものとなったため，本研究課題に割ける時間が年度を通じてほぼゼロとなり，研究実績として報告できるものは何も無い状態である．

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

コロナ禍による教育業務の増大により，年度を通じて研究時間がほぼゼロとなったため．

Strategy for Future Research Activity

研究期間最終年度を当初予定の令和２年度から１年間延長して令和３年度に変更し，令和２年度初めからのコロナ禍で中断していた立方晶系磁気群の対称性をもつ力学系の不変トーラスに関する調査を再開し，研究論文としてまとめる予定である．

Causes of Carryover

コロナ禍による教育業務が膨大なものとなり，令和２年度のおよそ一年間を通じ，研究を行う時間や研究発表の準備をする時間がほぼゼロとなり，研究費使用もゼロだったため．繰り越し分は，現在執筆中の論文の英語添削依頼費，あるいは受理された場合のオープンアクセス費として使用する計画である．