2021 Fiscal Year Annual Research Report
Dynamics of cluster formation on the concept of non-localized clustering
Project/Area Number |
18K03658
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Research Institution | Kanto Gakuin University |
Principal Investigator |
船木 靖郎 関東学院大学, 理工学部, 准教授 (00435679)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | αクラスター |
Outline of Annual Research Achievements |
1.20Neにおいて、拡張型5α凝縮模型波動関数を用いた研究を進めた。計算の結果、5α閾値の約4MeV上の励起エネルギー領域に、5α凝縮状態の理論的候補を発見した。これは同エネルギー領域に最近観測された5α凝縮状態の候補とされる状態を再現するものである。実験で観測された状況同様、部分系である4α凝縮状態に更にα粒子が一つ加わった配位を強く持つことが示された。また得られた5α凝縮状態は単一の5α凝縮波動関数の成分を大きく(65%程度)含んでいることが明らかになり、これは5つのα粒子が65%程度は単一の軌道を占有していることを示している。現在論文投稿準備中である。 2.20Neにおいて、2α+12Cの3体直交条件模型を用いて、2α+12C閾値近傍までのスピン0・パリティプラス状態について調べた。昨年度完成させた計算コードを改良し、エネルギーが収束するまでの全78個の角運動量チャンネルを結合させた計算を行った結果、励起状態に2α+12Cの3体ガス的構造を持った新たなクラスター状態を発見した。 3.12C原子核にΛ粒子がくっついた13ΛCについて、3α+Λからなる4体直交条件模型によるシュレディンガー方程式をフルに解き、12Cに現れるクラスター構造状態との比較を行った。また以前行った``container''型3α+Λクラスター模型計算との比較も行い、この理論計算同様、12Cの3つのスピン0・パリティプラスのクラスター状態にΛ粒子のくっついた状態がそれぞれ計3つ得られた。更に、13ΛCに新たに9ΛBe+αの2体クラスター構造の相対S波が励起したhigher nodal状態が得られた。本研究は解析結果も出そろい現在論文投稿準備中である。
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Research Products
(5 results)
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[Journal Article] Search for α condensed states in 13C using α inelastic scattering2021
Author(s)
K. Inaba, Y. Sasamoto, T. Kawabata, M. Fujiwara, Y. Funaki, K. Hatanaka, K. Itoh, M. Itoh, K. Kawase, H. Matsubara, Y. Maeda, K. Suda, S. Sakaguchi, Y. Shimizu, A. Tamii, Y. Tameshige, M. Uchida, T. Uesaka, T. Yamada, H. P. Yoshida
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Journal Title
Progress of Theoretical and Experimental Physics
Volume: 093D01
Pages: 1-21
DOI
Peer Reviewed
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