2020 Fiscal Year Research-status Report
Evaluation Study of Stadtumbau Ost Program in former East Germany
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18K04521
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Research Institution | Ryukoku University |
Principal Investigator |
服部 圭郎 龍谷大学, 政策学部, 教授 (90366906)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 縮小都市 / ドイツ / シュタットウンバウ・オスト / 政策評価 / シュタットウンバウ |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度に関しては、コロナウィルス禍で現地での研究を進めることができず、基本、文献調査をすることに留まった。文献調査に関しては、ドイツ政府の評価報告書を中心に整理が多少は進捗した。また、コットブス市を事例として、その縮小政策がどのように推移、変遷していったかをマスタープランを読み込むことに浮き彫りにするような作業を始めたが、それはまだ途上であり、現段階で公表するような状況には至っていない。加えて。コットブス市のシュタットウンバウ・オスト・プログラムについて、これまでに収集した情報をもとに論文を執筆途上であるが、これも現時点で公表することに至っていない。ただ、都市計画学会にて「シュリンキングシティ研究会」を立ち上げ、研究員10名ほどで新たに縮小都市について研究をすすめる体制を構築している。本科研における私の研究内容も、これらの会にて共有し、ドイツにおける縮小政策の理解を深めると同時に、それらを日本の自治体政策に反映するよう心がけている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナウィルス禍で現地での情報収集等において、昨年度はほとんど進捗することができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
現時点ではまだコロナウィルスが収束する見込みが立っていないが、現地での情報収集、アンケート調査を実施するように取り組んでいきたい。
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Causes of Carryover |
コロナウイルスによって、大きく研究計画が狂った。特に、本研究は現地での取材調査等が中心となったため、これらの作業を先延ばしにすることで、しっかりと研究が遂行できることを考えている。
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