2022 Fiscal Year Research-status Report
イタリアの斜面集落における地質特性に関する領域史的研究
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18K04533
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Research Institution | Kyoto Institute of Technology |
Principal Investigator |
赤松 加寿江 京都工芸繊維大学, デザイン・建築学系, 准教授 (10532872)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
片山 伸也 日本女子大学, 家政学部, 准教授 (80440072)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 植生 / 斜面地 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度はコロナ禍の影響により現地調査を遂行することができなかった。そのため日本国内におけて、調査研究を展開した。具体的には近世イタリアの絵画資料、植生に関する資料をベースに、その地質と生業、居住の関係について分析を進めている。その結果、地域ごとの地質と地形、法面の相違について分析を進めており、次年度における現地調査の予備調査を進めることができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
現地調査を基本とする本調査において、コロナ禍は大きな打撃となった。現地調査にいくことができなかった分、調査が進まず、その代わり史料調査を進めている。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度実施を延長することにより、今年度調査を実行する予定である。 元々5箇所の異なる地質の土地における調査を予定していたが、ケーススタディの数を減らすことで対応し、母数が少ないとはいえ比較分析を進めていく予定である。 これにより、地質が法面の角度と生産的居住のあり方に作用するかという仮説について、根拠を求めていくことができると考えている。
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Causes of Carryover |
次年度に調査遂行期間を延長したことが理由である。これまでコロナ禍でできなかった現地調査を次年度は実行する予定である。
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