2020 Fiscal Year Research-status Report
森林表層土壌における潜在窒素保持能飽和度の広域比較
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18K05747
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
廣部 宗 岡山大学, 環境生命科学研究科, 教授 (20363575)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 森林表層土壌 / 潜在窒素保持能 |
Outline of Annual Research Achievements |
我が国には、北海道の亜寒帯から冷温帯、温帯、および沖縄の亜熱帯まで幅広い気候条件が存在しており、また、同一の気候条件下であっても植生や土壌母材が異なると森林土壌の窒素代謝特性や有機物の堆積様式が著しく異なる。本研究では、我が国の森林土壌の潜在的な窒素負荷耐性について土壌の窒素飽和理論を踏まえて明らかにするため、気候条件、植生および母材が異なる我が国の森林を対象として研究を実施している。 本年度は、新型コロナウィルス感染症感染拡大のため、これまでと同様に時期に新規調査地での土壌試料採取が実施できなかった。これにより、本年度研究計画は進展させることができなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染症感染拡大により、予定していた時期に野外調査(新規調査地での土壌試料採取)が実施できなかったため
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Strategy for Future Research Activity |
最終年だったため、1年間研究期間を延長することにより本年度分研究計画を遂行する
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染症感染拡大のため、本年度研究計画を進展させられず、使用できなかった。最終年であったため、1年間研究期間を延長して研究計画を遂行することで使用する
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