2021 Fiscal Year Annual Research Report
Development and Potential of the Food Cluster for Create of Regional Design in International Competition
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18K05870
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| Research Institution | Hiroshima University |
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Principal Investigator |
長命 洋佑 広島大学, 統合生命科学研究科(生), 准教授 (10635965)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
南石 晃明 九州大学, 農学研究院, 教授 (40355467)
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| Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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| Keywords | 食料産業クラスター / ネットワーク / 地域デザイン / 酪農経営 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の最終目的は、地域を先導する農業者・事業者が主体となり地域発「食料産業クラスター」形成による「地域デザイン」創造および「イノベーション」創出（地域間ネットワーク形成・海外輸出等含む）を視野に入れた理論構築を行い、次世代の地域農業経営の確立に寄与することである。
課題遂行のために、以下の3つのサブ課題を設けた。１）「食料産業クラスター」形成における参画者の意識構造の解明、２）クラスター参画者間における「地域ブランド」創出に資するネットワーク構築理論の検討、３）地域の枠を超えた新たなクラスター間連携による「地域デザイン」創造の検討である。
本研究においては、主として畜産業に焦点を当て研究を遂行した。第1の課題に関しては、参画者（ステークホルダーとの関係）に着目し、試論的に8つの分類を行った。それらは、①行政支援型、②食品産業主導型、③農商工連携型、④六次産業型、⑤畜産基盤強化型、⑥垂直統合型、⑦農村開発型、⑧研究開発・実用型である。
第2の課題に関しては、これら8類型への聞き取り調査を基に、新たなクラスター形成による付加価値形成の実態・プロセスを明らかにした。特に、行政が主体となっているクラスターや六次産業化，農商工連携などでは，農業生産者のみならず食品企業などの異業種との関係が構築され，これまでにない付加価値の創出を図るクラスターが形成されていることを明らかにした。
第3の課題に関しては、ICT活用などにより、国や地域を超えた、これまでとは異なる新たなクラスタ―形成の展開が図られていることを明らかにした。具体的には、農村開発や貧困対策としてのクラスター形成、さらには生産者と研究者、農機メーカーなどが連携を図り、現場で利用可能な技術・研究開発・社会実装を目指すクラスター形成が展開されていることを明らかにした。
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Research Products
(9 results)
