2021 Fiscal Year Research-status Report
咀嚼時の脳血流計測による認知脳科学的食嗜好判別手法の確立
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18K05911
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Research Institution | Prefectural University of Hiroshima |
Principal Investigator |
朴 壽永 県立広島大学, 生物資源科学部, 教授 (10573165)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大浦 裕二 東京農業大学, 国際食料情報学部, 教授 (80355479)
山本 淳子 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 本部, ユニット長 (00355471)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 認知脳科学 / 咀嚼 / ニューロマーケティング / 食嗜好判別 / fNIRS |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度もコロナ過の影響で安定した実験実施は期待できたなかったため、計測機器BOM-L1TRWのレンタルによる実験計画は難しいと判断した。そこで、脳血流計測機器のWOT-220をメインとした実験計画を立て、また、当初の予定より少ない数ではあるが統計分析ができる被験者数を確保した形で実験を行った。具体的には、苦みの強さが異なる3種類のアスパラガスを試食してもらいその反応の違いを脳血流で判別する実験を行った。また、孤食のときでもより愉快に食事ができる条件を探ることを狙いとし、ミュージックビデオをみながら食べる、ミュージックのみ聴きながら食べる、食べるのみのときの脳血流を計測した。被験者数はそれぞれの実験で30は確保できるように調整した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
データ取得が年度の後半まで続き、データ解析が間に合わなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
データ解析及び学会報告と論文投稿
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Causes of Carryover |
コロナ禍の影響で予定していた実験を縮小せざるを得なかったため。 学会報告と論文投稿のための費用として使用する。
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