2020 Fiscal Year Research-status Report
Multi-source analyses exploring robust biomarkers for dementia
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18K06193
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Research Institution | Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine |
Principal Investigator |
茅野 光範 帯広畜産大学, 畜産学部, 講師 (20590095)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | システマティックレビュー |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度に、ヒトサンプルを用いたアルツハイマー病に関して、延べ10,000件以上の先行研究(統合解析の対象候補)を50件以下に絞り込んだ。今年度は、2019年から2021年に新たに報告された5本の総説(システマティックレビューやメタ解析を含む)が対象にした先行研究も加え、延べ17,000件程度の先行研究を元に、80件以下まで対象研究を絞り込んだ。これらの研究が、本研究で行うマルチソース解析の材料になる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2019年以降に、新たに、5件の関連する総説(システマティックレビューやメタ解析を含む)が発表され、マルチソース解析の対象となる先行研究の数が大幅に増え(延べ17,000件程度)、それらの精査に時間を要しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
ヒトサンプルを用いたアルツハイマー病(AD)に関する延べ17,000件程度の先行研究を元に、80件以下まで絞り込んだ対象研究をさらに精査し、汎用的なバイオマーカーのマルチソース統合解析のためのデータを整理する。まず、統合解析のための条件を満たす研究であるのか(データ数やAD診断の根拠など)を判断する。また、オリジナルの分子発現データが公開されている、もしくは、譲渡頂けるかも焦点となる。そのデータに前々年度までに開発した新規統合解析法を適用する。
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