2022 Fiscal Year Annual Research Report
Glycosylation and immunoglobulin signaling in malignant lymphoma
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18K07240
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Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
鈴木 理 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (00325953)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 糖鎖 |
Outline of Annual Research Achievements |
実験での仮説では、B cell lymphomaにおけるイムノグロブリン上のN型糖鎖がイムノグロブリンのシグナルにどのように関連するかを明らかにすることが目的であった。 HBL-2のgalectinへの接着には、細胞表面のIgM上のN型糖鎖の変化あるいはシアル化が関与し、PI3K, Cdc42, CD45などのシグナル伝達が作用していることが推測された。 一方、Burkittリンパ腫細胞株HBL-8 3G3cloneを用いた実験では、フッ素化シアル酸を投与することにより、sialyltransferaseを阻害して、細胞表面のシアル酸を除くと、galectinへの接着が亢進することも明らかとなった。イムノグロブリンとの関連は不明であるが、細胞表面のシアル酸を除くと接着が変化することは、リンパ腫の転移を抑えるという治療法を考える上で重要な知見であった。 これらの結果は、 Advances in Cancer Biology-Metastasis 2021. https://doi.org/10.1016/j.adcanc.2021.100016に報告することができた。
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