2021 Fiscal Year Research-status Report
希少がんである脊索腫における腫瘍原生並びに治療標的となるゲノム変異の探索
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18K07330
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Research Institution | Jichi Medical University |
Principal Investigator |
秋山 達 自治医科大学, 医学部, 教授 (40376471)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 岳彦 獨協医科大学, 医学部, 教授 (80245125)
川井 章 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 科長 (90252965)
松田 浩一 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (90401257)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 脊索腫 / ゲノム探索 / 遺伝子治療 / プレシジョンメディスン / 悪性腫瘍 |
Outline of Annual Research Achievements |
この一年間は全ゲノムシークエンスまで各検体に行っており、候補遺伝子の絞り込みに終始しているが、依然として解析量が足りておらず、絞り込みには至っていない。しかしながら刀剣急雨グループはこれまでにマイクロスキップメタスターシスや脊索腫の良性のカウンターパートである良性脊索細胞腫の同定並びに定義づけを行った実績があり、これらの実績を元に研究を進めているので、今年度中には結果を出せると考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍で人員の行き来が制限されたこともあり、解析は当初予定よりも遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
遅延しながらも進んでおり、今年度中には何らかの結果が出せる予定である。
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Causes of Carryover |
先に述べた理由で研究が順延となってはいる者の、進行しており、研究の成果を得るためには研究の遂行が必要である。シークエンス作業はほぼ終わりかけているので、このあとは候補遺伝子の腫瘍原生をinvitroならびにin vivoで確認し、発表ならびに論文化する必要がある。そのため、次年度使用額が生じている。
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