2020 Fiscal Year Research-status Report
Social Determinant of Health
Project/Area Number |
18K07465
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
山田 正明 富山大学, 学術研究部医学系, 助教 (40377338)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 社会経済的状況 / 健康格差 / 健診 / ビッグデータ |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度はビッグデータのデータマイニング、クリーニング、新たな変数の追加を行った。健診ビッグデータを扱うため、csvファイルではデータを扱える量が不十分なため、統計ソフトRや機械学習にも多用されているPythonに関する技術を学んでいる。 健診者の小学校区別の分類は郵便番号では上手く分類できなかった。また、住居地区別の歩きやすい町尺度とされるwalkabilityについても検討を行ったが、現在のところ疾患と有意な結果は得られていない。 最終年度も健診結果からわかる社会経済的な健康格差について分析を行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
入手できた健診データでは、住居に関するデータ、業種に関する情報が十分ではなかったため、分類を行うにおいて問題がある。そのため新たな変数を追加する必要が出ている。
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Strategy for Future Research Activity |
社会経済的状況を示す変数を、健診ビッグデータに追加する必要がある。地区レベルでの平均所得、学歴の割合を示す変数などを追加した分析を検討している。
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Causes of Carryover |
研究成果がまだ出ないこと、コロナ禍のため情報収集のための旅費(と機会)が大きく削減でされていることから、研究費使用が減少している。
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