2020 Fiscal Year Research-status Report
Elucidation of the neural mechanisms regarding fMRI neurofeedback for chronic pain
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18K07561
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
吉野 敦雄 広島大学, 病院(医), 講師 (90633727)
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Project Period (FY) |
2020-03-01 – 2022-03-31
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Keywords | 慢性疼痛 / fMRI / ニューロフィードバック |
Outline of Annual Research Achievements |
【本研究の概要】 まず健常者においてfMRIニューロフィードバック法を行い、制御可能性および安全性の確認を行う。研究の説明・同意が得られた後、無作為に標的脳領域またはシャム領域にそれぞれ割り付ける。評価項目は行動指標としての認知・注意課題の成績変化や、反芻に関する化、後部帯状皮質を含めた脳内ネットワークの活動変化について確認する。健常者においてfMRIニューロフィードバック法を確立した後、慢性疼痛患者に対して施行する。研究の説明・同意が得られた後、無作為に標的脳領域またはシャム領域にそれぞれ割り付ける。fMRIニューロフィードバック法施行による認知・注意課題の成績や疼痛症状、反芻、不安・抑うつ、脳 内ネットワークの活動変化を確認し、fMRIニューロフィードバック法による効果を検証する。 【令和2年度】 fMRIニューロフィードバック法の確立に携わることができ(Takamura et al., 2020)、またニューロフィードバックに関連する慢性疼痛の治療効果因子について調査を行うことができた(Jensen et al., in press)。それら結果より、慢性疼痛への後部帯状皮質を標的脳領域とするニューロフィードバックの是非については、さらなる詳細な解析が必要となったため、令和3年度ではその是非についてさらなる解析を行う予定となった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ニューロフィードバックに関連する効果メカニズムを明らかにすることができているため。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続きニューロフィードバックに関する知見を深めるために、脳画像データ、臨床データの収集や解析を行っていく。
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Causes of Carryover |
(理由) 2020年度において実施する予定であった研究計画に若干の遅れが生じたため。 (使用計画) 研究費を次年度に一部繰り越し、2021年度の早い時期にそれらの研究(2020年度分の研究の一部であるニューロフィードバック課題)を行うことにした。
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Research Products
(8 results)