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2018 Fiscal Year Research-status Report

A study to investigate association between advanced glycation end-products and drug naïve first episode psychosis.

Research Project

Project/Area Number 18K07579
Research InstitutionTokyo Metropolitan Institute of Medical Science

Principal Investigator

宮下 光弘  公益財団法人東京都医学総合研究所, 精神行動医学研究分野, 主席研究員 (60532132)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2022-03-31
Keywordsカルボニルストレス / 初発統合失調症 / 未服薬 / 縦断研究 / ペントシジン / ビタミンB6
Outline of Annual Research Achievements

2018年度は研究計画に則り対象患者のリクルートを行ったが、下記に述べる通り、同意説明を行う段階で、初発未服薬という事情もあり、患者の精神状態が安定していないことが多かった。そのため、リクルートは当初の予想を超えてかなり難航しており、ある程度落ち着いた段階での説明および同意にならざるを得ず、未服薬患者に加えて、初発後の服薬1ヶ月以内という患者を含めることとした。研究計画では、50名の対象患者登録を見込んでいたが、現在までに、研究対象となりなおかつ登録できた患者数は5名であった。内訳は女性3名、男性が2名である。そのうち2名の女性は、家庭の事情もあって縦断追跡ができず、フォローアップからは脱落しているが、ベースラインにおける血漿中ペントシジンおよび血清ピリドキサール濃度はいずれも健常者レベルであった。男性2名のうち1名の血漿中ペントシジンおよび血清ピリドキサール濃度もいずれも健常者レベルであった。以上の3名は、腎機能障害や糖尿病など、カルボニルストレス関連分子の共同に影響を与える身体合併症は有していない。臨床症状、食事や運動との関連性については、Nが少ないため解析を実施できていない。なお、残りの2名(女性1名、男性1名)については、フォローアップの同意も得られており、今後は随時ペントシジン、ピリドキサールを含むカルボニルストレス関連分子の挙動を検証していく予定である。併せてPANSS、GHQ28、BDHQやIPAQなどの臨床症状、健康指標、食事や運動の評価指標を取得し、総合的な関連性を実施する。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

本研究計画に則り、2018年度は対象患者リクルートを行ったが、初発患者および未服薬患者に対する説明と同意について、対象患者の状態が不安定なこともあり、順調なリクルートとは言い難い。

Strategy for Future Research Activity

2019年4月からは、近隣精神科病院のフェローにリクルートの協力をお願いするとともに、共同研究を実施している他院でのリクルートも積極的に行っていく方針である。

Causes of Carryover

当初の見込みより症例登録が難航し、登録数が少なかったために生じたものと考えている。次年度は今年度分の症例登録数も併せたリクルートを達成するために、近隣精神科病院のフェローに協力をお願いするとともに、共同研究機関である他の精神科病院およびクリニックでの症例リクルートに尽力する方針である。

URL: 

Published: 2019-12-27  

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