2019 Fiscal Year Research-status Report
統合失調症におけるConnectivity異常のTMS-EEGによる評価
Project/Area Number |
18K07587
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
井出 政行 筑波大学, 医学医療系, 講師 (10741390)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川崎 真弘 筑波大学, システム情報系, 准教授 (40513370)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 統合失調症 / うつ病 / 経頭蓋磁気刺激 / 脳波 / Phase locking value / 同期 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では経頭蓋磁気刺激誘発脳波が統合失調症の生物学的指標ととして用いることが可能かを検証する。厳密な統計解析処理のため全ての被検者の測定が終わるまで脳波の解析は行わない予定であり、現在まだ成果は得られていない。しかし当初の予定より研究が遅れているため、中間解析が行えるよう統計解析の方法を変更し倫理委員会に申請を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本研究では経頭蓋磁気刺激誘発脳波が統合失調症の生物学的指標ととして用いることが可能かを検証する。昨年度までにプロトコールの作成、倫理員会の承認、必要な機器の購入を行い、本年度は目標60名中20名の被検者の脳波測定を行った。厳密な統計解析処理のため全ての被検者の測定が終わるまで脳波の解析は行わない予定であったが、被検者より結果のフィードバックが欲しいとの要望が多くあった。このため統計解析に影響を与えない範囲で結果の解析を行い、被験者に知らせることができるようプロトコールの変更を行った。また、臨床研究法に則ったプロトコールの作成に時間がかかり、当初の予定より研究が遅れているため、中間解析が行えるよう統計解析の方法を変更し、倫理委員会に申請した。
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Strategy for Future Research Activity |
残り40名の経頭蓋磁気刺激誘発脳波の測定を進める。しかし、COVID-19の感染防止の観点から現在測定を休止しており再開の目途が立たないため、研究期間延長の申請も検討する。
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Causes of Carryover |
60名の測定を行う予定であったが20名にとどまり、謝金が繰り越しとなっている。今年度は脳波の測定を終わらせるように努める。
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