2021 Fiscal Year Research-status Report
摂食障害の予防と啓蒙についての調査研究ー痩せすぎモデル規制の影響の検討ー
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18K07613
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Research Institution | Hyogo Medical University |
Principal Investigator |
山田 恒 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (20464646)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 摂食障害 / 神経性やせ症 / 神経性過食症 / 痩せすぎモデル |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は、摂食障害治療者および当事者と家族、モデル事務所、メディアに対するアンケート調査を行った。現在、結果の詳細を解析中であり、2022年6月に行われる第118回日本精神神経学会学術総会で報告し、その後論文化する予定である。2020年度にCOVID-19感染拡大により中止になった第24回日本摂食障害学会学術集会は、2021年10月に延期開催され、痩せすぎモデルについてのシンポジウムおよび、アンケート調査の結果の一部報告を行った。 2019年度より、雑誌メディアに露出する痩せすぎモデルの時代的変化とその実態についての調査を国立国会図書館にて行っていたが、2020年度に引き続き2021年度も所属施設の東京方面への出張制限や、国立国会図書館の入館制限が続いており、施行できていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2020年度に引き続き、2021年度もCOVID-19流行の影響のため、実施が遅れている事柄がある。所属施設より東京方面への出張制限が続いたため、また国立国会図書館の入館制限が続いており、国会図書館での調査は施行できなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
摂食障害治療者および当事者と家族、モデル事務所、メディアに対するアンケート調査は現在結果の詳細を解析中であり、2022年6月に行われる第118回日本精神神経学会学術総会で報告し、その後論文化する予定である。 雑誌メディアに露出する痩せすぎモデルの時代的変化とその実態についての調査は、国会図書館にしか資料がなく、今年度に施行予定と考えているが、COVID-19流行による出張制限が再び行われたり、国会図書館入館の制限が続く場合は、施行できない可能性がある。
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Causes of Carryover |
COVID-19流行に伴い、国立国会図書館での調査の実施が遅延しており、図書館入館制限が解除されなければ行うことが難しいため、次年度に繰り越すこととなった。
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Research Products
(1 results)