2020 Fiscal Year Research-status Report
遺伝子ビッグデータのマシーンラーニングによる放射線感受性予測プログラムの開発
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18K07706
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
齋藤 淳一 富山大学, 学術研究部医学系, 教授 (70572816)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 浩央 群馬大学, 重粒子線医学推進機構, 助教 (90750571)
尾池 貴洋 群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (10643471)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | オミクス / 遺伝子変異 / 放射線感受性 / コロニー形成法 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度に開発したdeep learningアルゴリズムを使用してCancer Cell Line Encyclopedia収載細胞株に関連する学術論文30000余報をスクリーニングし放射線感受性データベースを構築した。同知見を日本放射線腫瘍学会第35回学術大会に発表し演題査読一位に選ばれた(下記学会発表業績4)。また放射線感受性データベースの運用に必要な統計学的情報である実験パラメータ(放射線種、線量率、biological-、technical-replicates)を原著論文から取得し整理した知見を査読付き英語学術誌に発表した(PMID32823284)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID-19感染拡大に伴い、2020年4月頃より診療・研究の存続が困難なほどの甚大な影響が出てきており、研究発表の機会が失われたため。
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Strategy for Future Research Activity |
開発した放射線感受性データベースをCCLEオミクスデータと統合し一般公開する。
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Causes of Carryover |
COVID-19感染拡大に伴い、国際学会,国内学会ともweb開催となって旅費として予定していた金額の使用がなくなった。残余分は2021年度の学会参加費やweb研究ミーティングに必要な物品、消耗品への使用を検討している。
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Research Products
(5 results)