2018 Fiscal Year Research-status Report
日本人におけるスタチン不耐のメカニズム解明と個別化動脈硬化治療の探索
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18K08051
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| Research Institution | Kanazawa Medical University |
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Principal Investigator |
梶波 康二 金沢医科大学, 医学部, 教授 (40262563)
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2018-04-01 – 2021-03-31
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| Keywords | スタチン / 筋障害 / 遺伝子多型 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
１）スタチン不耐の遺伝素因の解析
・新たな症例（筋障害発症例、服薬中も障害を発症しない対照例）からDNA解析用の血液サンプルの集積を進めた。
・ゲノムワイド連鎖解析に供する検体の準備を進めるとともに、解析用プラットフォームとして使用を予定しているジャポニカアレイの運用者との協議を進めた。
２）日本の実臨床におけるスタチン不耐の頻度ならびに臨床的背景の探索
日本の実臨床におけるスタチン不耐の頻度を推定するため、複数種のレセプトデーターベースの解析を行い、新規スタチン開始例のうち10％程度にその可能性が想定されることを報告した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
解析用のプラットフォームとして使用を予定しているジャポニカアレイの解析受注スケジュールが予定以上に遅れたため。
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| Strategy for Future Research Activity |
今年度は、ジャポニカアレイを用いた解析について、検体数等の情報を元にシミュレーションを行うとともに、同解析の受注状況を見極めつつ実施を目指す。
検体数等の条件が、解析結果の信頼性を担保するに至らないと判断された場合に備え、代替解析法の導入の検討を同時並行で行い、研究目的の達成を目指す。
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| Causes of Carryover |
解析に使用を予定していたジャポニカアレイ委託者とのスケジュール調整が折り合わなかったため解析実施を次年度に持ち越さざるを得なかったため。
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[Journal Article] Treatment patterns, statin intolerance, and subsequent cardiovascular events among Japanese patients with high cardiovascular risk initiating statin therapy2018
Author(s)
Nagar S, Rane P, Fox K, Meyers J, Davis K, Beaubrun A, Inomata H, Qian Y, Kajinami K.
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Journal Title
Circ J.
Volume: 82
Pages: 1008-1016
DOI
Peer Reviewed / Int'l Joint Research
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