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2019 Fiscal Year Research-status Report

老化シグナルによって制御される肺高血圧の病態解析

Research Project

Project/Area Number 18K08098
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

保屋野 真  新潟大学, 医歯学総合病院, 特任助教 (40790283)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 南野 徹  新潟大学, 医歯学系, 教授 (90328063)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywords肺高血圧 / 細胞老化
Outline of Annual Research Achievements

本研究では、肺高血圧症における細胞老化や代謝リモデリングの病的意義を明らかにすることを目的としている。野生型肺高血圧マウスモデルを用いた検討を行い、肺血管内皮細胞や平滑筋細胞の細胞老化や代謝リモデリングをFlow cytometry (FACS) やメタボローム解析を用いて解析する。また、内皮及び平滑筋細胞特異的細胞老化制御マウスの作製を行う(Floxedマウスは作製済みであり、現在交配中である)。肺高血圧モデルマウスやヒト肺高血圧症例の様々な採血部位に由来する血漿を用いてメタボローム解析を行い、肺高血圧に伴い変動する代謝産物を同定する予定である。
現在マウス交配や肺高血圧患者のリクルートメントを行っている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

本研究では、肺高血圧症における細胞老化や代謝リモデリングの病的意義を明らかにすることを目的としている。野生型肺高血圧マウスモデルを用いた検討を行い、肺血管内皮細胞や平滑筋細胞の細胞老化や代謝リモデリングをFlow cytometry (FACS) やメタボローム解析を用いて解析する。また、内皮及び平滑筋細胞特異的細胞老化制御マウスの作製を行う(Floxedマウスは作製済みであり、現在交配中である)。肺高血圧モデルマウスやヒト肺高血圧症例の様々な採血部位に由来する血漿を用いてメタボローム解析を行い、肺高血圧に伴い変動する代謝産物を同定する予定である。
現在マウス交配や肺高血圧患者のリクルートメントを行っている。

Strategy for Future Research Activity

平滑筋細胞のp53 を抑制したマウス(細胞老化抑制モデル:Myh11-CreERT2 x p53flox/flox マウス)や、p53 を過剰発現したマウス(細胞老化促進モデル:Myh11-CreERT2 x Mdm2/4flox/flox マウス)に肺高血圧モデルを作製し、表現型を解析する。また、平滑筋細胞の糖代謝を抑制したマウス(Myh11-CreERT2 xPgxflox/flox マウス)やミトコンドリア代謝を抑制したマウス(Myh11-CreERT2 x Mfn1/2 flox/flox マウス)に肺高血圧モデルを作製し、表現型を解析する。
ヒト症例においてカテーテル施行時に、1)肺動脈検体、2)肺動脈楔入圧測定時採血検体(左房由来検体に相当)を用いて、マウスモデルにおいては、肺動脈(もしくは右室)及び肺静脈(もしくは左室)採血を用いてメタボローム解析を行う。

Causes of Carryover

マウスの作成や試料・データ解析に使用する。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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