2019 Fiscal Year Research-status Report
ファロー四徴症術後患者の経皮的肺動脈弁置換術早期導入に向けた適応判定法の構築
Project/Area Number |
18K08116
|
Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
藤井 隆成 昭和大学, 医学部, 准教授 (60384450)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
富田 英 昭和大学, 医学部, 教授 (60180171)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
Keywords | 3Dプリンティング / ファロー四徴症 / ステント / カテーテルインターベンション |
Outline of Annual Research Achievements |
2019/9/7 Materialise C and V Meetingのメインセッション「3D 解析ソフト&3D プリンタ運用の工夫とその効果」にて、3Dプリンティングの臨床応用に関する当院の実績を報告した(演者:大山伸雄)。
2019/1/13 第21回日本成人先天性心疾患学会総会・学術集会のシンポジウム「カテーテルインターベンションの最新治療」にて「Cardiovascular Imaging for the Interventional Cardiology in ACHD」として、成人先天性心疾患のカテーテルインターベンションにおける画像診断に関して、3Dプリンティングを用いた術前評価に関して報告した(演者:大山伸雄)。
2020/1/9 The 9th Vietnam Congress of Congenital Heart Diseaseの「NEW INTERVENTIONAL PROCEDURES IN CONGENITAL HEART DISEASE」にて、「A very rare complication of PTA for branch pulmonary artery」として、ファロー四徴症術後患者の肺動脈狭窄に対するステント留置術の術前評価として、3Dプリンティングを用いたシミュレーションの報告を行った(演者:藤井隆成 他)。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究において重要な分野である、3Dプリンティングを用いたカテーテルインターベンションのシミュレーションに関して、症例を重ねている。また、それらの実績を学会、研究会で報告した。3Dプリンティングの技術的な面に関しては習熟しつつあり、今後、本研究に関するさらなる発展が期待できる。
|
Strategy for Future Research Activity |
前述の臨床実績で得られた3Dプリンティングの技術を基礎として、本研究のテーマである経皮的肺動脈弁置換術の早期導入に向けた適応判定方法の構築に向けて、さらに症例を重ねていく予定である。
|
Causes of Carryover |
3Dプリンティングのライセンス費用において、3年間のライセンス料のうち、2019年度は1年分のライセンス料の支出となった為、次年度使用額が生じた。 残金は来年度以降のライセンス費用に充てる予定である。
|
Research Products
(3 results)