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2020 Fiscal Year Annual Research Report

The development of novel molecularly target therapy against melanomas by targeting NUAK2

Research Project

Project/Area Number 18K08264
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

並木 剛  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (50401352)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 河上 裕  国際医療福祉大学, 医学部, 教授 (50161287)
西村 栄美  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (70396331)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywords悪性黒色腫
Outline of Annual Research Achievements

本研究課題の進捗状況は概ね良好であり、2018年度から2020年度に予定していた1.NUAK2に制御されるmTOR関連遺伝子の検討、2.NUAK2をより特異的に阻害できる薬剤の検討、3.Dct-NUAK2 KIマウスにおける悪性黒色腫発症の検討、4.Dct-NUAK2およびPTEN欠失を有するマウスの作製、5.各トランスジェニックマウスにおける治療効果の検討の5つの研究計画の大部分を達成できた。各研究計画の進捗状況について1.ではマイクロアレイによる網羅的遺伝子解析結果に加えてmTOR関連遺伝子およびその下流の遺伝子につき発現を検討した。2.ではメトホルミン・フェンホルミンに加えて約120のキナーゼ阻害活性を有する化合物のスクリーニングを行い有望な候補化合物を特定。その阻害活性能につきデータを取得としている。3.ではKITに対する抗体を使用することで免疫染色を施行しDct-NUAK2マウスでの色素幹細胞の増数を確認できた。4.ではDct-NUAK2およびPTEN欠失を有するマウスの作製に成功。コントロールとなる各マウスの作製も同時に行った。現在は免疫染色を用いることで色素細胞の増数につき検討を加えている。5.ではNUAK2阻害活性を有する化合物の投与につき4.の終了後に行っていく計画としている。今後は1.の研究計画につきさらに詳細にmTOR関連遺伝子の発現変動の解析を加え、4.ではDct-NUAK2およびPTEN欠失を有するマウスでの色素細胞の増数の検討を行い、5.では治療効果につき最終データを取得としていく予定である。

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Published: 2021-12-27  

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