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2020 Fiscal Year Annual Research Report

Development of diagnostic equipment for lymph node metastases and surgical stump in pancreatic cancer patients.

Research Project

Project/Area Number 18K08653
Research InstitutionKyoto Prefectural University of Medicine

Principal Investigator

村山 康利  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任講師 (50578979)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大辻 英吾  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20244600)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywords膵癌 / 5-ALA / GGT / 蛍光イメージング
Outline of Annual Research Achievements

膵癌の術中リアルタイムイメージングを志向して、5-アミノレブリン酸(5-ALA)およびγ-glutamyl transpeptidase(GGT)活性検出蛍光プローブを用いて検討を行った。5-ALAの検討では臨床検体で検討した。胆管癌10例、胆嚢癌2例、膵癌11例に対して行ったところ、胆嚢癌は2例とも癌特異的な蛍光が観察された。また膵癌については一部の症例で癌特異的な蛍光が観察された。偽陰性となった原因の追究や、実際の診断能については今後の検討課題であるが、5-ALAが膵癌の蛍光イメージングに有用である可能性が示唆された。胆管癌では今回の検討では癌特異的な蛍光は観察されなかった。。またGGT活性検出蛍光プローブを用いた検討では、膵癌細胞株6種(KP4-1, PK45-H, PK-1, MIA-Paca2, Panc1, SUIT-2)および担癌モデルマウスにおける基礎的な検討を行った。MIA-Paca2およびSUIT-2でGGT活性が認められた。またGGT活性検出蛍光プローブで生細胞イメージングを行ったところ、MIA-Paca2およびSUIT-2で細胞内蛍光を認め、他の細胞株もMIA-Paca2、SUIT2よりも弱いが蛍光が観察された。SUIT2で作成した担癌モデルマウスの検討ではGGT活性検出蛍光プローブを用いることで癌特異的な蛍光イメージングが可能であった。臨床検体への応用と実際の診断能については今後の検討課題であるが、GGT活性検出蛍光プローブは膵癌の蛍光イメージングに有用である可能性が示唆された。

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Published: 2021-12-27  

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