2018 Fiscal Year Research-status Report
development of scaffold free three dimensional contractile cardiac tissue from human stem cell
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18K08765
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
野口 亮 熊本大学, 医学部附属病院, 助教 (70530187)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田爪 宏和 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (10648273)
岡本 健 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 講師 (20372782)
福井 寿啓 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (50445045)
若山 友彦 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (70305100)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 再生医療 / 組織工学 / 心筋再生 / 心不全治療 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、臨床で採取された、心筋(左心時、左室流出路、肥大型心筋症の左室心筋)などをサンプリングし、ホルマリン固定後に、各種染色を行った。 一部は液体窒素で、凍結保存し、メタボローム解析を行い、正常心筋や、正常心房筋などのと代謝活性の比較を行った。 一方これまで、作成した、組織工学による心筋組織もメタボローム解析を行い、正常心筋との差異を見出し、より機能的な心筋組織構築のデータを積み重ねた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
比較検討用の臨床データの蓄積は順調だが、組織工学で作成する拍動心筋のデータ解析が本年度できておらず来年度以降に行う。
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Strategy for Future Research Activity |
これまでの研究をふまえ、最適化した心筋スフェロイドを作製する。ヒトiPS細胞由来心筋細胞、血管内皮細胞はcelluar dynamics社からアカデミア価格で購入予定としている。具体的には、心筋:血管内皮:線維芽細胞=60-70%:20-30%:10-20%程度で配合する条件が拍動効率がよくこのスフェロイドの解析を行いつつ更なる条件検討(配合比率、脂肪由来幹細胞や神経細胞などの添加細胞の検討、サイトカインやカテコラミンの添加による心筋細胞の成長)などを行う。その後、固定標本と、メタボローム解析で、より高機能な心筋構築条件を見出す。 見出した、条件で動物実験を行う。
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Causes of Carryover |
学会発表として国際学会に発表する予定で前倒し請求したものの学会発表を中止したため。残額が発生した。来年度以降に発表するよていである。
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Research Products
(2 results)