2019 Fiscal Year Research-status Report
急性呼吸不全において肺傷害の最小にする新しい人工呼吸法の開発
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18K08815
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
内山 昭則 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (00324856)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ECCO2R / 膜型人工肺 / 人工呼吸関連肺傷害 / 気管チューブ |
Outline of Annual Research Achievements |
人工呼吸中の肺傷害を軽減することを目指し2つの方法について検討をおこなっている。 ①体外循環式CO2除去Extracorporeal CO2 Removal ECCO2Rの開発 体外循環式膜型人工肺Veno-venous Extracorporeal Membrane Oxygenation VVECMOは重症呼吸不全患者の治療において有効な手段であるが必要な体外循環血流量が多いため、施行がむずかしく、合併症の原因となっている。より低い血液流量でCO2除去を行えるECCO2Rは換気量を減らして人工呼吸による肺傷害の発生を少なくできる可能性がある。しかし、ECCO2RのCO2の効率をあげることが課題である。小動物を用いて血液酸塩基平衡を調整することによってECCO2RのCO2除去効率を向上させ肺傷害を少なくする人工呼吸法を開発する ②死腔減らす新しい人工呼吸法の開発 気管チューブのカフ容量をコントロールすることによって換気時の死腔量を減らして人工呼吸時のCO2除去効率を向上させる方法を検討している。これによって必要な換気量を減らして人工呼吸による肺傷害減らせる可能性がある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
人工呼吸中の肺傷害を軽減することを目指し2つの方法について検討をおこなっている。 ①体外循環式CO2除去Extracorporeal CO2 Removal ECCO2Rの開発 ウサギをもちいてECCO2Rの実験を行っているが、人工肺性能の要因で人工肺を使用できる時間が短く、そのため、実験時間が短くなることが課題となっている。 ②死腔減らす新しい人工呼吸法の開発 気管チューブのカフ容量をコントロールしながら人工呼吸を行うモデル実験をおこなった。人工呼吸との同調に難渋している
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Strategy for Future Research Activity |
人工呼吸中の肺傷害を軽減することを目指し2つの方法について検討をおこなっている。 ①体外循環式CO2除去Extracorporeal CO2 Removal ECCO2Rの開発 より長期に使用できる人工肺を用いた実験を計画したい。 ②死腔減らす新しい人工呼吸法の開発 人工呼吸器とのデジタル信号を利用した接続システムの開発を進める計画である
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Causes of Carryover |
動物実験では体外循環の人工肺使用時間を延長させるための抗凝固性能などの調整に時間を要したため、実験計画が遅れている、また、人工呼吸器とのデジタル接続システムの開発も遅れているため、モデル実験の進行も遅れているため、予算の執行が進んでいない。次年度は計画をみなおすとともに上記の遅れを取り戻す予定としている。
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Research Products
(2 results)