2021 Fiscal Year Research-status Report
Development and aplication of the trauma operation skill study seminar with frozen pig organs
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18K08901
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
本間 宙 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (60307353)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
織田 順 東京医科大学, 医学部, 兼任教授 (60459500)
石井 友理 東京医科大学, 医学部, 助教 (20649660)
藤川 翼 東京医科大学, 医学部, 助教 (70796094)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 冷凍保存ブタ臓器 / 外傷手術手技 / アンケート / 自己習熟度評価 / 外科研修経験 / 研修による効果 / 半年後の技術維持 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は、本研究計画では2回の研修(研究会)を行う予定であった。しかし、COVID-19の国内流行により研修開催を行う事ができなかった。しかしながらこれまで行ってきた研究結果の、データを再分析し、特に受講後半年後のデータを分析する事により、新たな解析結果を得た。
即ち、【方法】死亡ブタから摘出され、生理食塩水で灌流後に-20℃で急速冷凍保存された医学研究用臓器(心・肺・肝・脾・腎・小腸・膀胱・外頚動脈)を、研修当日に自然解凍し、人為的に作った損傷を縫合あるいは吻合修復する研究会を半日の日程で行った。受講者には研究会の前・直後・半年後でアンケート(手技に対する10段階の自己習熟度評価)を行い、変化を検討した。【結果】卒後1から20年の計59人(うち外科研修経験者13名)が受講。全11手技に対する受講者全体での自己習熟度評価は受講前1.9±2.7、直後5.3±2.3、半年後4.7±2.5であった。受講前vs直後では有意な上昇を認め(p<0.0001)、直後vs半年後では有意な下降を認めた(p<0.0001)。サブ解析では、外科研修経験者において自己習熟度評価は、直後vs半年後で有意差は認められず、受講効果の保持が認められた。
この解析結果は、「冷凍保存ブタ臓器による外傷手術手技研究会:半年後の技術維持に関する研究」の演題で、2021年11月22日に開催された第49回日本救急医学会総会・学術集会において、分担研究者である藤川翼の演者にて発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2021年度に年間2回の開催を予定した「冷凍保存ブタ臓器による外傷手術手技研究会」は、COVID-19の国内流行により研修開催を行う事が出来なかった。この残り2回の研修開催に関しては、研究期間を2022年度まで延長させていただき、遂行する予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度は、年間2回の研究会開催を継続し、更なるアンケートデータの収集に努める。このアンケートデータは年度毎に分析・検討し、速報 (続報)として学会報告する。そして、これまでの全データを踏まえての分析・検討結果は、学術誌への論文投稿という形で公表し、本研究が外傷手術教育に有用である事を証明し、国民に還元する。
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Causes of Carryover |
年間2回の開催を予定した「冷凍保存ブタ臓器による外傷手術手技研究会」は、COVID-19の国内流行により研修開催を行う事ができなかった。この残り2回の研修開催に関しては、研究期間を2022年度まで延長させていただき、遂行する予定である。また、2022年度を最終年度として、これまで得たデータをまとめて分析・解析し、学術成果として発表する予定であるが、そのための各種経費として助成金を使用する予定である。
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Research Products
(1 results)