2022 Fiscal Year Annual Research Report
The Effect of US Styled Treatment Bundles in the ICU Implemented through Multidisciplinary Rounds
Project/Area Number |
18K08911
|
Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
重光 秀信 東京医科歯科大学, 統合国際機構, 教授 (50265782)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
若林 健二 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (20723795)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 集中治療医学 / 多職種連携 / 質改善 / 医療安全 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究計画は「世界標準の治療の提供」と「日本発のデータを世界に向けて発信」する事を目標として、多職種回診を基盤とした、ケアバンドルなどの医療シス テム導入による効果測定を目標としている。今年度は新型コロナウイスル感染症が流行している中でも、多職種回診の更なる充実化およびコロナ重症症例に対する診療のシステム化及び運用の取り決めを行い、各診療科とコンセンサスを得ながら当科ICU医師が中心となり、多職種連携によるチーム医療を実施した。 特に、コロナ感染症に立ち向かう上でゾーニングとゾーン間のコミュニケーションが最重要課題であった。ゾーニングについては当院のコロナ対策室と連携を取り、入室および検査時の患者の移動については医療者のみならず、コロナ対策室の事務員も多職種の一員として参画するシステムを構築、運用を継続した。また、多職種回診を患者のベッドサイド、つまりレッドゾーン内で実施することは感染対策上困難てであったことから、全症例に対してリモート実施を行うことで、本来の多職種回診の水準を維持したまま重症コロナ患者の診療を行った。
|
Research Products
(1 results)