2019 Fiscal Year Research-status Report
頭蓋咽頭腫における病理学的サブタイプと糖代謝に関する検討
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18K08937
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| Research Institution | Gunma University |
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Principal Investigator |
登坂 雅彦 群馬大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (40323357)
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| Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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| Keywords | 頭蓋咽頭腫 / エナメル上皮腫型 / 乳頭型 / 糖代謝 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
現在、目的とした症例数の頭蓋咽頭腫の組織切片に対し、糖代謝関連タンパクについての免疫染色を終了した。頭蓋咽頭腫の組織亜型、すなわちエナメル上皮腫型と乳頭型に違いがあるか否かについて、現在、病理学的スコアリングシステムを用いて検討中である。続いて、Braf mutant V600E、beta cateninに対する抗体での免疫染色を終了し、それぞれの組織亜型における染色の相違についても検討している。全症例におけるMR画像上の特徴、嚢胞の有無や石灰化の有無についても検討を行った。これらの症例の中で、FDG/PET検査が行われているものは少数例であった。組織亜型別の染色程度に違いがあれば、論文の執筆に取り掛かる予定である。今回の研究は予定通りであり順調に進行している。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定した実験の核心部分について、すでに実験を終了した。結果公表の為の論文の執筆も開始している。
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| Strategy for Future Research Activity |
すでに、頭蓋咽頭腫の糖代謝に関する今回の検討については、その核心部分については実験を終了し、結果を公表すべく、検討、論文の執筆を開始している。さらなる実験として、頭蓋咽頭腫の代謝に関して、追加の実験を計画している。また、その他の腫瘍に関する糖代謝に関して免疫組織学的検討に着手することも検討している。
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| Causes of Carryover |
前年度、研究は概ね順調に進行し、抗体の購入、物品の購入においても、若干の余剰が生じたので、これを本年度に使用する予定である。すでに、核心部分の染色を終了しているものの、現在計画している次の実験の為の物品や抗体の購入に用いる予定である。論文執筆の為の英文校正費用や、結果公表の為の、旅費にも使用する予定である。
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