2023 Fiscal Year Annual Research Report
Development of methods for optimization of deep brain stimulation parameters by establishing the biomarders indicating severity in Parkinson's disease
Project/Area Number |
18K08956
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Research Institution | Fukuoka University |
Principal Investigator |
森下 登史 福岡大学, 医学部, 講師 (20750756)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | パーキンソン病 / 脳深部刺激療法 / 脳活動 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の主題はパーキンソン病患者における病状を反映する生体指標を同定し、脳深部刺激療法に応用しようとするものである。新型コロナウィルス感染症蔓延により、大幅に研究期間を延長することとなり、2023年度が最終年度となった。近赤外光を用いた Near Infrared Spectroscopy 装置を用い、脳手術の前後および内服薬の効果が出ているとき(on時)と出ていないとき(off時)でのデータ収集を行った。本研究成果の一部は2022年9月末に開催された日本脳神経外科学会学術総会のシン ポジウムにて発表し、論文化に向けて鋭意作業中である。 本年度は論文による成果発表に向け、研究データの最終的なクリーニング作業を行った。各被験者における病歴や内服薬、脳刺激の調整等についてデータをまとめており、本研究助成における主論文については、2024年度中の成果発表を予定している。 本研究助成期間中、最終年度はいくつかの副論文を発表した。脳深部刺激療法のトラブルシューティングに関する症例報告を2編、電極留置による脳微小破壊効果に関するもの1編、そして電極留置部位の精度に関する原著論文を1編発表した。学会活動においては、3つの国際学会にて招待講演を行った。脳深部刺激療法の作用機序とそれに関与する脳神経ネットワークについて主に発表を行った。
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