2018 Fiscal Year Research-status Report
コラーゲン3Dプリンターを用いたオーダーメイド骨・軟骨インプラントの開発
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18K09055
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
武冨 修治 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (70570018)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
齋藤 琢 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30456107)
稲田 全規 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80401454)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 軟骨細胞 / 軟骨基質 / コラーゲン |
Outline of Annual Research Achievements |
コラーゲン基質内における軟骨細胞の挙動を調べた。関節軟骨細胞において、過度の力学的ストレスが有害であることは知られており、その一つとして、過剰な伸展ストレス・静水圧負荷によって発現するGrem1の関与が先行研究により同定された。骨軟骨欠損の治療法を確立するに際し、コラーゲン基質内における適切な力学的ストレスを調査した。 我々はAtelogollangen spongeにマウス初代関節軟骨細胞およびマウス初代肋軟骨細胞を播種し、独自に開発した静水圧装置にて静水圧負荷をかけ、細胞の挙動をmRNAの発現を調べる事で調査した。種々の条件検討の結果、10MPa, 15MPaにおいて軟骨におけるマスター転写因子であるSox9の発現上昇が見られた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
静水圧装置の度重なる故障に伴い遅れている
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Strategy for Future Research Activity |
Sox9上昇を指標に、その他の細胞腫や担体のコラーゲンの種類をかえ条件検討を行う予定である。
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Causes of Carryover |
静水圧装置の修理費用として算出したため
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