2019 Fiscal Year Research-status Report
拡散テンソル法を用いたサルコペニアに対する画像評価法の開発
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18K09076
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
原 佑輔 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任助教 (20795413)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
城戸 優充 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (30729281)
生駒 和也 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50516044)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 拡散テンソル法(DTI) / 磁気共鳴画像法(MRI) / サルコペニア |
Outline of Annual Research Achievements |
12週齢の雄性Sprague-Dawleyラット(n=16)の右後肢にアキレス腱切腱術を行い,筋機能不全モデルを作製した.アキレス腱切腱術後2,4,8週でMRI撮像と筋力測定を行なった.MRI撮像は,動物用のMRI装置(Varian MRI system 7.04T)を用いて行った.関心領域は下腿三頭筋筋腹中央とした.b-value を100,350,500,1000に設定し,DTIパラメータを算出した.DTIパラメータとしてλ1,λ2,λ3,およびFAを算出した.筋力測定では,吸入麻酔下に経皮的電気刺激を行うことで,足関節底屈筋力を測定した.得られたDTIパラメータと筋力の相関について検討した.加えて同部位の組織切片を作製した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
組織切片の染色方法や解析方法などの確立に時間を要しているため.
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Strategy for Future Research Activity |
組織切片の染色方法や解析方法を確立する.
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Causes of Carryover |
組織切片の作製に時間を要し、予定通り予算を使用することができなかったため。 次年度に組織切片の作製、評価を行い、研究を遂行する予定である。 具体的には組織切片作製に必要な機材の購入、業者への組織切片作製の依頼、染色のための薬剤の購入、検体数の追加などへの使用を検討している。
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