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2018 Fiscal Year Research-status Report

Novel strategy targeting mechanosensor in the bladder urothelium for treatment of unaderactive bladder

Research Project

Project/Area Number 18K09188
Research InstitutionUniversity of Yamanashi

Principal Investigator

吉良 聡  山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (10530115)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywords泌尿器科学 / 低活動膀胱 / 膀胱上皮 / 伸展受容器
Outline of Annual Research Achievements

本年度は、モデル動物の作成を行っている。モデル作成が困難でなかなかデータが蓄積せず、主にコントロールでの実験を行っている。今後、病態モデル作成およびそれに伴う各実験に関しては、次年度以降mの継続して行い、データの蓄積を待って順次解析していく予定である。並行して、ヒトの尿中に存在する微小上皮細胞上に発現している尿路上皮伸展受容器を司る分子の発現と、尿流動態検査における結果との関連をみている。これまでの報告で、膀胱内尿路上皮に発現しているTRPチャネル(TRPV1 TRPV4 TRPA1 TRPM2等)やPiezo1、CXチャネルといった分子が、ヒトの尿中に存在している微小上皮細胞においても、mRNAレベルで発現していることを確認できた。現在はこれらの尿中細胞中に発現している分子と尿流動態検査における各パラメータとの相関を調べている。症例の蓄積を行っている状況ではあるが、膀胱出口部閉塞の程度とこれらの分子の発現の強弱との間に相関関係があることがわかった。これらの結果を、既存の非侵襲的な検査結果(下部尿路症状アンケートや超音波検査における前立腺容積等)と組み合わせることで、尿流動態検査の代わりとなる可能性が示唆され、将来的に侵襲的な尿流動態検査が不要にできることが期待される。ヒトにおいても排尿生理に重要な役割を示している可能性が高いことがわかった。動物実験と並行して、こちらもサンプルの蓄積を待って解析していく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

モデル動物作成が容易ではなく、解析に十分なデータがそろっていない。

Strategy for Future Research Activity

コントロールと合わせて、モデル動物作成を進めると共にデータの蓄積を待って解析を進めていく。

Causes of Carryover

購入した試薬などが予定より安く納品できたため若干の繰越金が生じた。今後は、可能であれば追加実験用の試薬購入等に使用していく予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2019

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 侵襲的UDSのサローゲートマーカーとしての尿中細胞の可能性2019

    • Author(s)
      吉良 聡
    • Organizer
      第107回日本泌尿器科学会総会

URL: 

Published: 2019-12-27  

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