2018 Fiscal Year Research-status Report
Treatment strategy by controlling FUSE binding protein in prostate cancer
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18K09209
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
橋本 剛 東京医科大学, 医学部, 講師 (10421033)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大野 芳正 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (40266482)
下平 憲治 東京医科大学, 医学部, 助教 (90532226)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 前立腺がん |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度はFUSE binding proteinをノックアウトしたヒト前立腺がん細胞株を作成してその生物的特徴を確認した。また、3種類の異なるプライマーを用いてノックダウンを行った。ウエスタンブロット法を用いてそれぞれのプライマーのノックダウンの効率にどれくらい差があるのかを検討した。その結果、それそれのプライマーではヒト前立腺癌細胞株においてFUSE binding proteinのノックダウンの効率が異なることがわかり、それぞれの細胞のアポトーシスパターンや増殖形態の差に関して検討した。FUSE binding proteinのノックアウト効率が良いほど細胞増殖は弱く、かつ、アポトーシスが誘導されている可能性が示唆された。すなわち、FUSE binding proteinは細胞増殖やアポトーシスに関与していることが同実験で示唆された。また昨年度は、今回開発中の薬剤が作用する部位を特定して、レンチウイルスを用い同部位を特異的に変異させたヒト前立腺がん細胞株の樹立に成功した。現在はこの細胞株を用いて薬剤感受性や殺細胞細胞試験を行いFUSE binding proteinがアポトーシスに関与している可能性が高いことを確認している最中である。また、開発中の薬剤の至適投与方法や至適濃度に関して様々な濃度を用いて殺細胞試験を行った。今後は動物実験へ移行したときの投与経路や投与量を決定していく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
目的の細胞を樹立してその生物的特徴を確認できた
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Strategy for Future Research Activity |
今後は薬剤を用いたin vivoの実験を考えている。
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Causes of Carryover |
当該実験において費用を予定していた実験器具が共同研究を行っている実験施設を借り行うことがで来たため未使用額が発生しました。未使用額に関しては今後追加実験や新たな試料を購入するために使用する予定である。
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Research Products
(4 results)