2019 Fiscal Year Research-status Report
コハク酸シグナルとエリスロポエチンによる糖尿病黄斑症の血管強化療法開発
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18K09404
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
鈴間 潔 香川大学, 医学部, 教授 (80335265)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮田 学 京都大学, 医学研究科, 助教 (00548505) [Withdrawn]
大音 壮太郎 京都大学, 医学研究科, 特定講師 (10511850) [Withdrawn]
村上 智昭 京都大学, 医学研究科, 講師 (50549095) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 糖尿病網膜症 / コハク酸 / エリスロポエチン |
Outline of Annual Research Achievements |
基礎の研究室と共同で細胞培養のシステムが使用可能となった。今後は血管内皮細胞の培養を開始する。細胞伸展刺激装置を購入しcardiac profileで細胞を伸展刺激することが可能となった。今後高血圧の分子メカニズムを研究することが可能となった。硝子体手術中に硝子体液を採取し増殖因子の濃度を測定する研究が香川大学の倫理委員会に承認された。実際の運用を開始した。laserスペックルフローグラフィー、オキシマップ(網膜血管酸素分圧測定装置)を用いて外来患者の眼底評価をルーチンで行う体制を整えた。地方大学であるので医師だけで研究活動をするのは限界があるため、研究クラークをあらたに2名雇用した。今後は細胞培養や硝子体サンプルの処理、網膜血流や酸素分圧の結果解析などを依頼できるようになった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究代表者の移動があったのがまだ影響が残っている。研究体制を一からの構築から行っているため。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナウイルスの感染拡大で困難も予想されるが、遅れてはいるものの可能な限り、申請書の研究計画の流れに沿って研究を進める。1年前と比較して研究体制は格段に整ってきている。
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Causes of Carryover |
研究クラークの雇用が遅れたたため、使用残高が生じた。
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