2020 Fiscal Year Research-status Report
D-ドーパクロムトートメラーゼに関連する肥満治療薬の開発戦略
Project/Area Number |
18K09520
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Research Institution | Nigata University of Phermacy and Applied Life Sciences |
Principal Investigator |
岩田 武男 新潟薬科大学, 薬学部, 准教授 (10350399)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水澤 典子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 助教 (80254746)
吉本 勝彦 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (90201863) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | アディポカイン / 脂肪組織 / インスリン抵抗性 |
Outline of Annual Research Achievements |
ヒト脂肪細胞が分泌するD-ドーパクロムトートメラーゼ(DDT)は、インスリン抵抗性改善作用や脂肪分化抑制作用をもつ善玉アディポカインである。DDTのインスリン抵抗性改善機序について解明するためにDDTの肝細胞やマクロファージにおけるDDTの作用及びその分子機序について検討する予定であったが、新型コロナウイルス感染症禍の影響により研究計画の遂行が困難であったことから研究期間を2021年度までに延期した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症禍の影響により、研究室への入室時間制限やオンライン講義の準備など研究以外の業務に忙殺されたことにより、研究の遂行に必要な人員と時間を得られなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
脂肪分化に及ぼすDDTとMIFの作用機序および肝細胞株HepG2でのDDTの細胞増殖促進機序について詳細に検討し、関与する分子を同定する。さらにマクロファージや単球でのDDTとMIFの作用 およびその作用機序についても検討を行う。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症禍の影響により実験計画が大幅に遅れたため。
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Research Products
(1 results)