2019 Fiscal Year Research-status Report
加齢に伴うオートファジーの減弱が肺炎・誤嚥性肺炎に及ぼす影響とその制御機構の解明
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18K09544
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Research Institution | Asahi University |
Principal Investigator |
猪俣 恵 朝日大学, 歯学部, 准教授 (40553798)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩橋 均 岐阜大学, 応用生物科学部, 教授 (60356540)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | オートファジー / 加齢 / 肺炎球菌 |
Outline of Annual Research Achievements |
初年度では肺炎球菌がオートファジーを誘導することを明らかにした。本年度は肺炎球菌の誘導するオートファジーに関与する分子を網羅的に調べた。その結果明らかになった分子の発現を抑制(ノックアウト)した細胞やマウスを準備・手配した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ある分子の発現をノックアウトした細胞やマウス等がすぐに入手できるものでなく、一部計画に遅れが生じたため。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、肺炎球菌のオートファジー誘導メカニズムを詳細に調べる。また、加齢とともにどう変化するのか、さらには肺炎の病態に及ぼす影響を調べる。
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Causes of Carryover |
実験計画を綿密に立て、キャンペーン期間中に消耗品を購入するなど工夫して科研費を使用したことで、少額ではあるが次年度使用額を算出できた。
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Research Products
(3 results)