2020 Fiscal Year Annual Research Report
Development of new sterilization method using the antimicrobial photodynamic therapy (aPDT) for dentin caries and application of the new method to deep caries treatment
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18K09584
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Research Institution | The Nippon Dental University |
Principal Investigator |
新海 航一 日本歯科大学, 新潟生命歯学部, 教授 (90147843)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
海老原 隆 日本歯科大学, 新潟生命歯学部, 准教授 (40287777)
川嶋 里貴 日本歯科大学, 新潟生命歯学部, 非常勤講師 (30779781)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 抗菌的光線力学療法 / 象牙質接着強さ / 活性酸素 |
Outline of Annual Research Achievements |
Isometを用いてウシ抜去下顎前歯をトリミングし、約6×6×2mmの象牙質プレートを作製した。象牙質プレートの表面を40%リン酸水溶液で脱灰して象牙細管を開口させ、超音波洗浄を行った後、オートクレーブを用いて滅菌した。BHI液体培地でS.mutansを培養し、吸光度0.3になるように菌液の濃度を調整した。この菌液に象牙質プレートを浸漬し、12時間培養したものを感染象牙質プレートとした。 材料はメガボンド2、マジェスティESフロー、1%Briliant blue溶液(BB)、アクセ(Acc)、および半導体レーザー(Pad Lightを用いた。実験群はaPDT(BB塗布→レーザー照射→水洗、乾燥→プライマー塗布→エアブロー→ボンディング塗布→光照射→コンポジットレジン充填→光照射)、PDT+Acc(BB塗布→レーザー照射→水洗、乾燥→Acc塗布→水洗、乾燥→プライマー塗布→エアブロー→ボンディング塗布→光照射→コンポジットレジン充填→光照射)およびコントロール(プライマー塗布→エアブロー→ボンディング塗布→光照射→コンポジットレジン充填→光照射)の3群について各々接着試料を作製した(n=10)。 剪断接着強さ試験:小型卓上試験機(EZTest 500N)を用い、各実験群の接着試料の剪断接着試験強さを測定した。 結果:各実験群の接着強さ(平均値±SD、MPa)は、aPDT:28.14±6.71、aPDT+Acc:25.88±2.65、コントロール:31.27±6.52であった。これらのデータは等分散を示さなかったので、Kruskal-Wallis検定で実験群間の有意差検定を行ったところ、いずれの実験群間にも有意差は認められなかった(p>0.215)。aPDT後では、残留酸素の影響による象牙質接着強さの低下を危惧したが、若干の低下は認められるものの有意な低下を示さなかった。
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Research Products
(1 results)