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2021 Fiscal Year Annual Research Report

Study of interpretation process and development of learning methodology in medical image interpretation skills using artificial intelligence technology

Research Project

Project/Area Number 18K09951
Research InstitutionGunma Prefectural College of Health Sciences

Principal Investigator

寺下 貴美  群馬県立県民健康科学大学, 診療放射線学部, 准教授 (30506241)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2022-03-31
Keywords視線分析 / 医用画像読影 / 骨格X線撮影 / 上部消化管検査
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、医用画像読影中の視線データをもとに熟練者と初学者の違いを明らかにし、新たなトレーニング方法の開発を目指すものである。
本年度も昨年度と同様に感染症の影響で、予定していた調査は行えなかった。特に臨床の診療放射線技師を対象としたデータ収集は勤務先の医療施設で行う必要があり、感染症の流行期は調査に赴くことができない。本年度で研究期間は終了するが、今後も情勢を見てデータ収集および分析を継続する予定である。一方、本年度は新たな読影コンテンツの拡充を試み、骨格X線撮影および上部消化管造影検査の2つの仮想システムの開発について取り組んだ。これまで開発した医用画像読影評価システムは胸部X線像のみを対象としていたが、診療放射線技師の幅広い業務範囲を考慮すると、内容が乏しいと考えた。
まず、骨格撮影は複数法あり、体位とX線入射角度により複雑な陰影が形成される。これを再現するために仮想X線撮影システムを作成した。これはトラッキング技術を使用して、被写体である人間の位置と角度を算出し、体位に応じたX線像を出力する。以前のシステムではあらかじめ用意していたX線像を表示するだけだったのに対し、このシステムでは様々なX線像を新たに作成可能となった。
次に上部消化管造影検査は透視像を確認しながら、患者誘導および機器操作を同時に行わなければならないため、読影手技はより高度になる。これを再現するために仮想上部消化管検査システムを開発した。これには3Dゲームエンジンを使用して、バーチャル空間でX線透視装置と被写体を再現した。コントローラで装置を操作でき、被写体のローリングも可能である。またバリウムを模擬した3Dモデルをマーゲンモデル内に配置でき、上部消化管造影像のように描画することが可能である。
これらのシステムを組み込み、読影中の視線データにおけるプロセス解析を拡充することが可能となる。

  • Research Products

    (2 results)

All 2021

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] マーカーレス拡張現実を用いた仮想X線透視アプリケーションの開発2021

    • Author(s)
      寺下貴美,及川憩人,小澤颯,佐藤哲大,小倉敏裕
    • Organizer
      第41回医療情報学連合大会(名古屋)
  • [Presentation] 上部消化管造影検査のためのバーチャルトレーニングシステムの開発2021

    • Author(s)
      小澤颯,及川憩人,寺下貴美
    • Organizer
      第41回医療情報学連合大会(名古屋)

URL: 

Published: 2022-12-28  

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