2020 Fiscal Year Annual Research Report
The healthcare economic evaluation of treatment and medical device for relapse prevention in patients with stroke
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18K09989
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
佐藤 大介 千葉大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (10646996)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福田 治久 九州大学, 医学研究院, 准教授 (30572119)
小寺 聡 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80794776)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 匿名レセプト情報・匿名特定健診等情報 / 医療経済評価 / 費用対効果分析 / NDB |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度(3年計画の3年目)は、これまでの研究成果から明らかとなった課題として、研究計画書に沿って「レセプト情報等データベースを用いた治療技術の分析方法についての手順書を作成」した。 2020年10月に改定された「匿名レセプト情報・匿名特定健診等情報の提供に関するガイドライン」によって民間法人が利用申出できることとなったことを踏まえ、これまでの研究成果や関連する研究成果が積み重ねてきた解析手法のうち、費用対効果分析において標準的に用いる手法を基に標準的な解析計画手順書とした。 解析計画手順書には主に次の内容を記載した。「中央社会保険医療協議会における費用対効果評価の分析ガイドライン」および「匿名レセプト情報・匿名特定健診等情報の提供に関するガイドライン」の最新版に準拠、分析対象者の選定(適格基準)として適格基準についてフローチャートによる図示、分析対象期間の明記、診療報酬改定時期の取り扱い、適格基準の設定理由。選択基準としての分析対象レセプト、分析開始時点、時系列データにおける年齢の取り扱い、主傷病・副傷病の区別、疑い病名の取り扱い。除外基準としての対象疾患、除外する単位(患者、レセプト、処方箋、入院等)。費用の算出方法としての分析対象群、比較対照群、健康状態の定義および抽出条件様式。費用の算出方法としての集計単位(患者毎、レセプト毎、処方箋毎、入院毎等)、集計期間、集計方法、外来費用を集計方法、DPC病院の入院医療費の取り扱い、同一傷病名の入院患者の取り扱い。集計項目(症例数、平均値、標準偏差、中央値、四分位など)の定義、集計表イメージの様式、患者数・症例数等の集計単位と「匿名レセプト情報・匿名特定健診等情報の提供に関するガイドライン」に関する取り扱いについて策定した。 これらの研究成果は国立保健医療科学院保健医療経済評価研究センターのホームページで公開予定である。
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Research Products
(2 results)