2021 Fiscal Year Annual Research Report
The association between physical fitness measures and lifestyle-related diseases in middle-aged workers
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18K10070
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
佐藤 恭子 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (00381989)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上原 新一郎 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 研究員 (00628696)
林 朝茂 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (10381980)
柴田 幹子 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 病院講師 (10802829)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 体力 / 運動習慣 / 生活習慣病 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は、単年度ごとに整理した追跡データを結合して長期的な縦断研究のためのデータベースを構築した。このデータベースを用いて種々の体力測定項目が2型糖尿病、高血圧症、高中性脂肪血症および低HDLコレステロール血症の新規発症と関連するかどうかを検討した。最大18年間の追跡期間において、コックスの比例ハザードモデルを用いて男女別に解析した。共変量は年齢、body mass indexとし多変量解析を行った。2型糖尿病の新規発症との関連性については、男性において複数の体力測定項目が2型糖尿病の新規発症と関連した。男女において結果が異なることが明らかになった。次に、自己記入式質問票から得られた運動習慣を考慮しても男性においては同様に複数の体力測定項目が2型糖尿病の新規発症と関連した。 アウトカムを高血圧症、高中性脂肪血症や低HDLコレステロール血症の新規発症として、男女別に解析した。男性において体力測定項目の一部は高血圧症、高中性脂肪血症や低HDLコレステロール血症の新規発症と関連した。男女において結果が異なることが明らかになった。次に、質問票から得られた運動習慣を考慮しても結果は同様であった。 さらに、体力測定項目と運動習慣との組み合わせが2型糖尿病、高血圧症、高中性脂肪血症および低HDLコレステロール血症の新規発症と関連するかどうかを多変量解析にて検討した。また、関連性があると考えられる体力測定項目が複数あった場合は体力測定項目を2項目ずつ組み合わせて生活習慣病の新規発症と関連するかどうかを多変量解析にて検討した。
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