2019 Fiscal Year Research-status Report
Miyajima 式腹部圧迫法の臨床応用-PhaseⅢの拡大-
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18K10177
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Research Institution | Hyogo University |
Principal Investigator |
宮島 多映子 兵庫大学, 看護学部, 教授 (60334869)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村松 仁 東京医療保健大学, 看護学部, 教授 (50303433)
西山 忠博 大手前大学, 国際看護学部, 講師 (40710801)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | Miyajima式腹部圧迫法 / 看護技術 / 便秘 / 排便促進 / 臨床研究 / 基礎看護 / 実験研究 / 腸音解析 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究はMiyajima式腹部圧迫法について、4段階の研究を計画している。本年度は、Miyajima式腹部圧迫法の臨床応用について、PhaseⅢの研究を予定通り行った。 女性患者、男性患者、便秘患者への有効性の検証について、検証した。 便秘患者への有効性については、腸音波形の解析により,Miyajima 式腹部圧迫法は、CAS5点以上もしくは排便コントロールを行っている便秘患者に対して、2-5分後に排泄することによる有効性が示唆された。男性患者への有効性については、1-5分後に排泄することによる有効性が示唆された。女性患者への有効性については、1-5分後に排泄することによる有効性が示唆された。 これらは、2018年に筆者が報告した「Miyajima 式腹部圧迫法は薬物による排便コントロールを行っている精神科入院患者に対して、効果がない」という結果を反証した。 今後、さらなる臨床応用に向けて、対象者数を増やし,Phese III評価を拡大して研究を行う必要性が示唆された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究はMiyajima式腹部圧迫法について、4段階の研究を計画している。 本年度は、Miyajima式腹部圧迫法の臨床応用について、PhaseⅢの研究を予定通り行った。その中で、対象によって異なる研究成果が出ており、予定していたPhaseⅢからPheseⅣへの課題を明らかにした。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究はMiyajima式腹部圧迫法について、4段階の研究を計画している。 現在までの研究成果は、今後のPhaseⅢからPheseⅣへの課題が明らかになっており、研究の方針に修正の必要はない。 しかし、新型コロナウィルス感染症の蔓延に伴い、研究対象者の確保が難しい現状がある。また、研究者の来年度の研究施設の異動が予定されていること、その際に必要な物品の確保などの調整を行いながら、さらに今後のPhaseⅢからPheseⅣへの課題が明らかにしていく。
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Causes of Carryover |
物品の購入を予定していたが、コロナウィルス感染症の関連で、会議や実物を試してみての検討が難しくなったため。
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