2019 Fiscal Year Research-status Report
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18K10183
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
手島 恵 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (50197779)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 千文 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (80258988) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | ヘルスケア倫理 / 看護倫理 / 看護管理 / 医療安全 / 倫理綱領 |
Outline of Annual Research Achievements |
少子高齢化の進展、医療技術の進歩、国民の意識の変化により医療はますます複雑化している。そのような状況に加え、自然災害や感染拡大時の対応など、看護師に期待される役割は大きい。 一方、医療の現場で学んだり働いたりする看護学生や看護職の背景は、多様となり、様々な社会経験を経たのちに看護を学び看護職に就く人も増えている。 このような複雑な医療の現場で多様な背景をもつ人材が、安全で安心できる医療サービスを、どのような時も提供できるようにするためには、看護業務基準に代表される基盤となる価値観を共有することが重要である。 2019年4月、国際看護師協会の倫理綱領改会議に参加し、米国、英国、カナダ、台湾、レバノン、スウェーデン、ポルトガルから選出された委員との対面会議をとおし、看護の基盤となる価値観について議論する機会を得た。さらに、6月にシンガポールで開催された、国際看護師協会の学会においてPolicy Cafeで30名ほどの来場者とともに、価値共有のありかたについて対話を通し、そのありかたを検討する機会を得た。 日本における看護基礎教育の中で、看護業務基準と倫理綱領がどのように活用され、基本的価値観として共有されているかを明らかにする調査については、日本看護協会の倫理綱領改訂、国際看護師協会の倫理綱領改訂をまって2020年の下半期までに実施したいと考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
国際看護協会の倫理綱領改訂が予定より遅延し、その影響で日本看護協会の倫理綱領の改訂も当初の予定より遅くなっている。質問紙調査は2019年度に行う予定にしていたが、上記の状況により、日本看護協会の倫理綱領公表をまって、2020年度下半期に実施したい。
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Strategy for Future Research Activity |
質問紙調査は2019年度に行う予定にしていたが、国際看護協会の倫理綱領改訂が予定より遅延し、その影響で日本看護協会の倫理綱領の改訂も当初の予定より遅くなったため、少なくとも日本看護協会の倫理綱領公表をまって、2020年度下半期に実施したい。
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Causes of Carryover |
当初は米国や英国でのインタビューを予定しており、70万円の外国旅費を計上していたが、国際看護協会の会議のため、別途出張した際に情報収取をすることができたため差異が生じた。COVID-19感染拡大により、調査方法を工夫しなければならないので、2020年度の調査に有効に活用したい。
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