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2021 Fiscal Year Research-status Report

入院する高齢者の認知機能低下を予防するための看護介入-足関節運動を用いて-

Research Project

Project/Area Number 18K10188
Research InstitutionUniversity of Shizuoka

Principal Investigator

永谷 幸子  静岡県立大学, 看護学部, 准教授 (90452200)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 林 久恵  星城大学, リハビリテーション学部, 准教授 (80444404)
尾方 寿好  中部大学, 生命健康科学部, 准教授 (80415364)
林 静子  石川県立看護大学, 看護学部, 准教授 (30346019)
上坂 真弓  中京学院大学, 看護学部, 教授 (40734108)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2023-03-31
Keywords足関節運動 / 軽運動 / 認知機能 / 脳血流 / 近赤外線分光法
Outline of Annual Research Achievements

認知機能を維持増進するためには中強度以上の運動を定期的に実施することが勧められている。しかし多くの高齢者にとって推奨される強度の運動を行うことは難しい。本研究の目的は、認知機能の維持向上を目的に、高齢者でも実施可能な低強度運動の効果を検討するものである。
2021年度も新型コロナウイルス感染症拡大が続いたため、高齢者を対象とした実験データの収集が困難であった。そのためデータの収集は次年度に繰り越すこととした。そこで、認知機能の維持向上に対する低強度の運動介入の効果について文献検討を行った。中・高強度の運動と比べて単独で行う低強度運動の認知機能改善効果を明確に示した研究は多くはない。より効率的に低強度運動の効果を得るためには、運動の種類や、二重課題など運動と他の課題との組み合わせを検討すること、実施頻度、期間の設定が重要になると考えた。
一方で、新型コロナウイルス感染症拡大にともなう生活様式の変更は、高齢者の新たな健康問題を引き起こしている可能性が考えられた。新型コロナウイルス感染症流行前と比較して流行後は中高強度の身体活動時間が減少し、1日あたりの座位の時間が3時間増加したことが報告されている。パンデミック下では中高強度運動を継続して行うことは難しい。新しい生活様式を念頭にいれたうえで、認知機能の改善を目指した有効な運動方法を検討する意義はより高くなると考えた。次年度は感染症対策を十分に行った上で実験を行う予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、予定していたデータ収集が困難になったため。

Strategy for Future Research Activity

感染対策に十分に配慮したうえで研究を展開する。

Causes of Carryover

新型コロナウイルス感染症の拡大により、予定していた高齢者を対象とした実験が困難であったた。今後は、感染対策を講じたうえで、可能な範囲内でデータ収集を実施する。

URL: 

Published: 2022-12-28  

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