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2018 Fiscal Year Research-status Report

社会的スキル訓練の技法を用いたコミュニケーション教育プログラムの効果に関する検討

Research Project

Project/Area Number 18K10206
Research InstitutionHirosaki Gakuin University

Principal Investigator

阿部 智美  弘前学院大学, 看護学部, 講師 (70347201)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywordsコミュニケーション / ソーシャルスキルトレーニング(SST) / 看護学生
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、社会的スキル訓練(Social Skills Training 以下、SSTと略記する)の技法を用いた看護学生のコミュニケーション教育のプログラム評価を行う。プログラム評価によって、教育効果の検証と教育プログラムの適用を検討する。
2018年度は、昨年度に実施した質問紙調査のまとめを行い、基礎看護学実習での学生のコミュニケーション状況を把握し、実習でのコミュニケーションに関する冊子の有用性や課題について検討した。質問紙調査では、実習でのコミュニケーションの例と説明を記載した冊子「初めての実習でのコミュニケーション」を作成し、その冊子についての意見や感想を学生から収集した。その結果、冊子について良かったところでは【例の記載】【読みやすさ】【説明の記載】等が得られ、コミュニケーションの例と説明を記載した冊子は、実習で役立つと考える。しかし、基礎看護学実習での学生は、緊張が強く、状況に応じたコミュニケーションをとることは難しく、今後、他の教育方法を取り入れることが必要であると考えた。質問紙調査の結果の一部は「基礎看護学実習でのコミュニケーション冊子の有用性と課題」として論文にまとめた。
また、SSTの技法を用いたコミュニケーション教育(場面検討型)のプログラム評価を行うために、研究計画書を作成し、倫理審査委員会で倫理審査を受けた。次年度に研究計画を実施する予定である。その他に、SST普及協会の研修会に参加し、SSTに関する動向など情報収集に努めた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

2018年度は、昨年度に行った質問紙調査を論文にまとめた。また、次年度に実施する研究計画書の作成を行い、倫理審査を受けた。

Strategy for Future Research Activity

2019年度は、倫理審査を受けた研究計画書を実施し、データ収集に努めたい。

Causes of Carryover

2018年度の使用額については、質問紙調査のまとめやSST研修会等への参加に使用した。しかし、教育効果を評価するための研究実施が進んでおらず、次年度使用額が生じた。

  • Research Products

    (1 results)

All 2019

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results,  Open Access: 1 results)

  • [Journal Article] 基礎看護学実習でのコミュニケーション冊子の有用性と課題2019

    • Author(s)
      阿部智美 石田萌 幸山靖子
    • Journal Title

      弘前学院大学看護紀要

      Volume: 14 Pages: 15-22

    • Peer Reviewed / Open Access

URL: 

Published: 2019-12-27  

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