2019 Fiscal Year Research-status Report
Program of young nurses' assertiveness
Project/Area Number |
18K10209
|
Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
鈴木 英子 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 教授 (20299879)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸山 昭子 松蔭大学, 公私立大学の部局等, 教授 (20338015)
吾妻 知美 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (90295387)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
Keywords | アサーティブネス / アサーティブネストレーニング / 若手看護師 / 影響要因 / 共分散構造分析 |
Outline of Annual Research Achievements |
アサーティブな自己表現は対人関係を良好にすると報告されている。新卒看護師においてバーンアウトの関連要因としては、個人要因では、アサーティブネス、ストレスコーピングが、職場要因としては、先輩看護師のサポート,仕事の失敗、仕事や職場への不満足が報告されている。 筆者は、新卒看護師の個人的要因であるアサーティブネスとバーンアウトとの関連に注目し、研究を進めてきた。 筆者らは、新卒看護師のアサーティブネス尺度を開発し、アサーティブネスがバーンアウトの影響要因であることを明らかにした。しかし、アサーティブネストレーニングプログラムを開発するためにはアサーティブネスの影響要因を明らかにし、これを向上するための施策を検討し、アサーティブネストレーニングプログラムを開発する必要がある。まず、関東圏の大学病院5つの若手看護師2,000人を対象とし、質問紙調査を行い、現在解析中である。共分散構造分析にて影響要因を明らかにして、アサーティブネストレーニングプログラム作成の基盤とする。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
昨年、文献検討、ブレーンストーミング、筆者らの経験から説明変数を選定し、アサーティブネスを目的変数とした質問紙を完成させた。倫理審査、調査依頼をへて、本年度は、関東の5病院を対象に看護経験4年目までの若手看護師2,000人を対象に横断研究を実施した。有効回答は961人であった。データ入力は、業者に依頼した。現在解析のためにエクセルのフィルターを使って、データ整理を行っている。
|
Strategy for Future Research Activity |
関東の5病院を対象に看護経験4年目までの若手看護師2,000人を対象に横断研究を実施した。有効回答は961人であった。エクセルフィルターを使いデータ整理後、分析予定。分析は、まず、重回帰分析を行い、アサーティブネスの影響要因を明らかにするための共分散構造分析の仮設モデルを検討し、仮設モデル図を作成する。次に共分散構造分析を実施し、アサーティブネスの影響要因を明らかにする。これをもとに、アサーティブネストレーニングプラグラムを開発する。
|
Causes of Carryover |
次年度、論文を海外に提出するため予算が必要であった。
|