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2021 Fiscal Year Research-status Report

訪問看護師に必要なフィジカルアセスメント能力-看護基礎教育で求められる教育内容

Research Project

Project/Area Number 18K10216
Research InstitutionTokyo Health Care University

Principal Investigator

横山 美樹  東京医療保健大学, 医療保健学部, 教授 (70230670)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 野崎 真奈美  順天堂大学, 医療看護学部, 教授 (70276658)
菱田 一恵  順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (00326117)
西村 礼子  東京医療保健大学, 医療保健学部, 准教授 (10757751)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2023-03-31
Keywords訪問看護師 / フィジカルアセスメント能力 / 臨床判断能力
Outline of Annual Research Achievements

本研究目的は、訪問看護師に必要なフィジカルアセスメント能力を明らかにし、新卒でも訪問看護師に必要な基礎的な知識、技術を獲得するための、看護基礎教育におけるフィジカルアセスメント臨床判断に関する教育内容・方法を検討することである。
全国の訪問看護師対象の質問紙調査による調査を受け、昨年度は、対象者に応じたフィジカルアセスメントを実施できていると思われる、訪問看護経験5年以上の訪問看護師対象にインタビュー調査を行った。具体的には、機縁法により、研究者の知っている訪問看護ステーション施設長が上記条件を満たすと推薦した訪問看護師、あるいは直接知っている経験豊富な訪問看護師対象に、調査依頼書を送り、本研究目的、方法、謝礼について説明した上で同意を得られた対象者に対し、30分~1時間程度のインタビューを実施した。コロナ禍が続いている状況であるため、対面ではなくZoomを用いたインタビュー法とした。質問内容は下記のとおりである。
1)対象者の属性:訪問看護師としての経験年数、看護師としての経験年数、看護基礎教育、フィジカルアセスメントの学習経験、現在の訪問看護ステーションの形態、訪問を行っている対象者の概要 2)訪問看護でのフィジカルアセスメント、臨床判断について:現在の訪問看護師としての業務内容、訪問対象者の身体状況の把握、フィジカルアセスメントにおいて心がけていること、気を付けていること等、何か変・いつもと違うと感じた時のフィジカルアセスメントについての具体的内容、判断基準等、3)新型コロナウィルス感染症患者の訪問対応の有無、対応の実際
各研究者が4名程度のインタビューを終えたところであり、今後インタビュー内容の質的分析を実施し、目的に応じた結果をまとめる予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

新型コロナウィルス感染症の拡大により、研究者が所属する大学の教育業務のICTへの移行に伴い、教育業務の負担が増加し研究実施の時間的余裕がなくなったことと、対象者自体も業務負担が増加していることも考えられ、そのような時に調査を依頼することの難しさから、2年程度の計画の遅れが生じている。

Strategy for Future Research Activity

すでに学会発表を終えた全国の訪問看護師対象の実態調査結果についてまとめ、学会誌等への投稿を行うことと、昨年度実施したインタビュー調査結果について、質的に分析し、結果を公表する予定である。

Causes of Carryover

コロナ禍により研究遂行が難しくなったため(大学の教育業務の増大と対象者の負荷軽減によるもの)。今年度の使用計画については、データ分析に必要な物品購入、投稿に伴う費用、学会発表に伴う旅費等の支出を計画している。

  • Research Products

    (1 results)

All 2021

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 全国の訪問看護師のフィジカルアセスメント実施頻度と看護師経験との相関2021

    • Author(s)
      横山美樹、西村礼子、野崎真奈美、菱田一恵
    • Organizer
      第41回日本看護科学学会学術集会

URL: 

Published: 2022-12-28  

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