2023 Fiscal Year Annual Research Report
Development of an Educational Practice Guide for Staff Nurses to Promote Proactive Behavior in Newly Graduated Nurses
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18K10240
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Research Institution | Meio University |
Principal Investigator |
グレッグ 美鈴 名桜大学, 公私立大学の部局等, 教授 (60326105)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
脇坂 豊美 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 准教授 (50315321)
林 千冬 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (60272267)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | プロアクティブ行動 / 新卒看護師 / 先輩看護師 / 教育実践ガイド |
Outline of Annual Research Achievements |
新卒看護師の職場適応を促進するためには、新卒看護師がプロアクティブ行動をとることが重要である。そのために、新卒看護師のプロアクティブ行動を促すスタッフナースのための教育実践ガイドを作成した。まず臨床経験2年目の看護師12名、新卒看護師を指導する先輩看護師14名のインタビューを実施した。このインタビューにより、新卒看護師のプロアクティブ行動の現状と課題、さらに先輩看護師の評価の視点を明らかにした。また臨床経験1年目から7年目の看護師1,109名を対象として、プロアクティブ行動とそれに関わる要因について質問紙調査を実施した。 これらの研究結果と1病院における新人教育の相談内容から指導困難事例を作成した。計画段階では、臨床で教育実践ガイドを試行してもらい、改訂することを予定していた。しかしコロナ禍のため病院での研究が実施できなかったので、代わりに指導困難事例を用いたフォーカスグループインタビューをオンラインで合計6回実施した。 2023年度は、指導困難事例に対して、どのように指導して新卒看護師のプロアクティブ行動を促すかについてのフォーカスグループインタビューを2回実施した。その後、研究者間のディスカッションを行い「新卒看護師のプロアクティブ行動を促すスタッフナースのための教育実践ガイド」を完成させた。教育実践ガイドの内容は、本研究の概要、プロアクティブ行動の定義、指導困難事例の作成過程、指導困難事例への対処から新卒看護師のプロアクティブ行動を促す方策(6事例とその他)である。教育実践ガイドを配布した研究協力者の看護師からは、新卒看護師の実践に活用できる内容であること、今回は指導を行う看護師向けのガイドであるが、新卒看護師向けのガイドを作成してほしいなどの意見が寄せられた。
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