2021 Fiscal Year Research-status Report
外来に勤務するジェネラリストナースのための外来看護実践力評価尺度の開発
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18K10290
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Research Institution | St. Luke's International University |
Principal Investigator |
松本 文奈 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (60735603)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 直子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (30327978)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 外来看護 / 慢性期看護 / 看護実践能力 / 尺度開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
慢性疾患患者の増加、病院の平均在院日数の短縮、外来医療の進展に伴い、外来看護の質向上への期待が高まっている。こうした背景を受け、外来看護師、特に、より専門性の高い資格を持たないジェネラリストナースに求められる役割、能力、能力開発のための教育プログラムに関する研究は増加しつつある。一方で、外来看護師の能力を測定するための研究や、その教育プログラムの効果を評価するための研究への取り組みは、未だ途上といえる。 外来看護師の看護実践力を詳細に測定できるツールを開発することは、今後、外来看護の質向上に向けた効果的な教育プログラムの充実を目指すうえで重要と考え、「病院外来に勤務するジェネラリストナースの看護実践能力測定尺度」開発を目指している。 研究者は昨年度、外来に勤務するジェネラリストナースの看護実践に関するインタビュー調査結果をまとめ、6つの看護実践能力を抽出した。これを枠組みとし、併せて収集したアイテムプールを参考にしながら、「外来看護師の看護実践能力尺度項目案を作成した。 尺度開発にむけた予備調査の研究計画書を作成し、5~6月に、首都圏の300床以上の病院外来に勤務するジェネラリストナースを対象とした予備調査を行う予定である。質問項目案は46項目あり、120病院、1200名の対象者に(回収率20%を想定)、Webによるアンケート調査を実施する。倫理審査にて承認が得られ次第、予備調査を開始する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現在、予備調査の倫理審査の承認を待っている状態である。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度前半で予備調査、本調査を実施予定であり、概ね計画通りである。 今年度後半に結果をまとめ、「病院外来に勤務するジェネラリストナースの看護実践能力測定尺度」の開発完了を目指している。
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Causes of Carryover |
尺度項目案作成にあたっての専門家会議の開催が滞り、研究期間が延長となった。
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