2018 Fiscal Year Research-status Report
緊急に人工呼吸器を装着した患者へのコミュニケーション支援に関する国際比較
Project/Area Number |
18K10335
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Research Institution | Fukuoka University |
Principal Investigator |
緒方 久美子 福岡大学, 医学部, 准教授 (00309981)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 禮子 東京通信大学, 人間福祉学部, 教授 (90132240)
末次 典恵 宮崎大学, 医学部, 教授 (60363355)
西尾 美登里 福岡大学, 医学部, 助手 (20761472)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 人工呼吸器装着 / 外国人患者 / 救命救急センター / コミュニケーション / クリティカルケア |
Outline of Annual Research Achievements |
1.人工呼吸器を装着した外国人患者とのコミュニケーションに関する実態調査 本研究の目的は、救命救急センターにおいて人工呼吸器を装着した外国人患者と看護師とのコミュニケーションに関する困難性と対処についての実態を明らかにすることである。無記名の自記式質問紙調査を国内の救命救急センターの看護部へ送付し、協力を依頼する予定である。現在、調査内容について共同研究者との最終確認段階にある。質問用紙が完成し次第、近日中に所属施設での倫理申請を予定している。 2.人工呼吸器装着患者の情報ニーズ尺度の開発 本研究の目的は、人工呼吸器装着患者の情報ニーズ尺度を開発し、ニーズに関連する要因の明確化を行うことである。現在、研究者が先行研究にて作成した人工呼吸器装着患者の情報ニーズ尺度の原案の見直し作業を行っている。追加修正が必要な項目について専門家の意見を聴取しながら内容を適宜修正し、内容が決定した段階でパイロットスタディを行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
人工呼吸器を装着した外国人患者とのコミュニケーションに関する実態調査の質問項目を決定するための準備・確認作業に時間を要し、質問紙の完成時期が遅延したため。
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Strategy for Future Research Activity |
実態調査は倫理申請が承認され次第、研究を開始する。尺度開発については、日本語版についての項目を決定し次第パイロットスタディの手続きに入る。
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Causes of Carryover |
実態調査をまだ実施していないため、必要経費を支出していない。共同研究者との打ち合わせを学会参加時に済ませたので会議に係る出張費を使用していない。 これから全国調査実施にむけての通信費、共同研究者との会議に係る出張旅費、分析のための人件費・謝金等の経費が発生する予定である。また、尺度開発の際の専門家への謝金支出も予定している。
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