2022 Fiscal Year Research-status Report
質保証と安全性を重視した看護学生の臨床実習前から新人までの看護実践教育の在り方
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18K10338
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Research Institution | National Center for Global Health and Medicine |
Principal Investigator |
杉山 文乃 (櫻井文乃) 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 国立看護大学校 准教授 (10611238)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 智子 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 国立看護大学校 大学校長 (20151615)
柏木 公一 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 国立看護大学校 (20334378)
長岡 波子 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 国立看護大学校 助教 (20796297)
益田 美津美 名古屋市立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (60384153)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 看護学生 / 看護基礎教育 / 看護実践教育 / 臨床実習 / 循環器看護 / 臨床実践能力 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は新人看護師を対象とした学習プログラムの作成、研修会の開催、およびその評価を予定していた。学習プログラムは事前事後形式、研修会は対面形式、評価方法は代表的な教育設計のプロセスモデルである分析(Analysis)設計(Design)開発(Develop)実施(Implement)評価(Evaluate)の頭文字を取ったADDIEモデルを活用する予定であった。しかし、今年度もCOVID-19禍による集合学習の制限等により、研修開催および研究の完遂に至らなかった。今年度実施した具体的内容は以下である。 2022年6月に学習プログラム案を作成し、2023 The International Meeting on Simulation in Healthcare (IMSH)米国に登録し採択された。2023年1月IMSH内の研究開発プロジェクトプレゼンテーションセッション #2: カリキュラムの設計と開発(Research Developmental Project Presentation Session #2: Curriculum Design and Development)プログラムで、7件の研修成果の紹介と意見交換に参加し、専門家間の意見交換の機会を得た。また、IMSHのほかのプログラムに参加している他の研修者とも、研修会開催方法について検討することが可能となった。それらにより、COVID-19禍における新人看護師学習プログラムの作成、研修会の開催・評価方法について示唆を得た。また、学習プログラムについても、感染拡大防止対策が継続されることを念頭に、オンライン開催でも双方向型学習となる方法を構築するきっかけを得た。 それらを基に再度、学習プログラム開発・評価に関する資料の収集と分析を行った。今後は、オンライン研修の開催方法および、評価方法を決定し、集合学習の必要性を再検討し,感染リスクを考慮した学修方法の計画,集合学習実施の際の感染リスク評価を加味した学習プログラムを作成途中である
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染予防対策の影響により、感染リスクを考慮した学修方法の計画再修正および感染リスク評価を再修正する必要が生じた。それらにより、集合学習を伴うプログラムを予定していた研修を開催できず、計画を見直す必要が生じたため。
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Strategy for Future Research Activity |
オンライン会議による検討回数を増やし、研修会開催方法および学習プログラムの再検討を行い、一層の研究推進を図る予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染予防対策の影響により、予定していた研修を開催できなかったため。
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Research Products
(1 results)