2022 Fiscal Year Annual Research Report
Effects of Adolescent Peer Counselling on Parental Readiness of Peer Counsellors and Students
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18K10385
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Research Institution | Aomori University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
佐藤 愛 青森県立保健大学, 健康科学部, 教授 (60315546)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 由美子 青森県立保健大学, 健康科学部, 助教 (40712344)
佐々木 知映 青森県立保健大学, 健康科学部, 助手 (90805805) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 思春期ピア・カウンセリング / 親性準備性 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、将来親となる世代である思春期への支援策の一つとして思春期ピア・カウンセリング活動の有効性を検証することを目的としている。2018・2019年度(1・2年目)は、思春期ピア・カウンセラー養成講座を開催し、受講前後でのピア・カウンセラー自身の自尊感情、自己肯定感、親性準備性の変化を調査した。2020年度(3年目)は、養成講座開催の継続と、思春期ピア・カウンセラー自身の受講前後の自尊感情、自己肯定感、親性準備性のデータを蓄積するとともに、ピア・カウンセリング活動の受講者への調査を実施した。2021年度(4年目)は、思春期ピア・カウンセラーとピア・カウンセリング活動の受講者に関する調査を実施しさらにデータを蓄積することを計画した。養成講座の開催は2021年9月と2022年2月に計画したが、covid-19の影響により2回とも中止となりデータ収集ができなかった。同様に、ピア・カウンセリング活動も9月に計画していたが、covid-19の影響で中止となり、計画通りの実施ができなかった。2022年度(5年目)は、思春期ピア・カウンセラーとピア・カウンセリング活動の受講者を対象とした調査を計画した。思春期ピア・カウンセラーの養成講座は開催することができたが、調査への協力者は0名であった。ピア・カウンセリング活動の受講者への質問紙調査は実施することができ、回答者177名、有効回答160部を回収した。受講前の自尊感情尺度の平均点は32.0点、受講後33.4点であった。自己肯定感尺度の平均点は受講前23.4点、受講後23.7点であった。親性準備性尺度の平均点は受講前59.8点、受講後60.2点であった。
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