2021 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
18K10387
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
種吉 啓子 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 准教授 (80352053)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 子ども / 登園渋り |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、「登園渋り」の現状を明らかにして、幼児期にある子どもと働く両親への支援を検討することである。また、本研究の独自性は、これまで重要視されず治療の対象とされることが少なかった「登園渋り」に注目する点にある。幼児期にある子どもは、自分の感情を言葉で表現することには限界があり、そのため身体症状や行動で示すことは言うまでもないが、さらに、その感情を引き起こす原因として、家庭の現状や家族問題が潜んでいることも少なくない。この点に注目したことにある。 2021年度はインターネット調査会社を用いた大規模調査をもとに現状を把握する予定であったが、新型コロナウィルス感染症が蔓延するなか、子どもの心身および家族への影響も明らかになっていることから、現状を把握する調査への影響は否めないと考え、研究期間の延長を行うことにした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染症の影響により、調査を行うことができないと判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
研究期間を延長し進める。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染症の影響を鑑み、研究の遂行を見合わせたため生じた。
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